お風呂のお話
2020年 07月 14日
暑いですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
入浴のチームは一件毎に、汗だくになった自分も丸洗いしたいと思っています。
さて今の若い人には通じないかもしれませんが、昔は朝シャンなんて言葉が流行りましたね。
(調べてみたら1987年頃の言葉でした・・・)
一日に何回もお風呂に入るなんて、とても贅沢ですが、実はもっと昔の時代・・・江戸っ子は一日に4~5回お風呂に入っていたそうです。
当時は自宅にお風呂なんてないので、みんな銭湯通いでした。
大人は一回に8文、現在のお金にすると120円程度、一日に5回入る計算だと、600円くらい。
子供は一回に5文、現在のお金では75円くらい。
リーズナブルなお値段ですが、これを毎日となるとちょっとお財布に優しくないですね。
当時の江戸っ子も何回も入る人は銭湯のフリーパスを買っていたそうです。
でもなんで、そんなにお風呂に入っていたのか・・・不思議ですよね。
正直なところ、一日の終わりに入ったら充分な気もします。
現在の東京はアスファルトやコンクリートで舗装されていますが、昔は舗装されていない、土を踏み固めた道でした。
関東は風が強いので、砂埃がびゅうびゅうと舞い上がっていたそうです。
汗をかいたところに砂埃まみれの風が吹けば、たちまちに肌や髪に砂がぴたっとくっついて、あっと言う間に人間きな粉餅になってしまったそうです。
・・・想像すると、確かにお風呂、入りたくなりますよね。
と、いう理由もあって江戸っ子は一日に何度もお風呂に入ったそうです。
お風呂の歴史を調べると、色々な気づきがあって面白いです。
みなさんにお風呂の面白さ、楽しさを伝えたい入浴担当がお送りしました。
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by safety-service
| 2020-07-14 10:00
| 訪問入浴
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