お風呂のお話

7月も22日となりました。

明日、明後日は嬉しい祝日ですね。

海の日、スポーツの日…スポーツの日、耳慣れない祝日ですよね。

実はこのスポーツの日、10月10日の体育の日が今年から名称を変更し、東京オリンピック開会式に合わせて特例で日を移動したものなのです。

生憎、コロナの影響で今年のオリンピックは延期となったのですが、混乱を避けるため、祝日はそのままになるそうです。

因みに今日は下駄の日です。

7が下駄の寸法を表す7寸7分。

22が〓〓で下駄の足跡のように見えるので、下駄の日になったそうです。

ところでお風呂で下駄と聞くと、ピンとくる方もいらっしゃるでしょう。

十返舎一九の東海道中膝栗毛、主人公の二人組が初めて体験する五右衛門風呂（ごえもんぶろ）で、正しい入り方が分からず、便所下駄を履いてはいって、風呂釜を壊してしまってえらい事になった！というエピソード。

これは五右衛門風呂が上方（大阪・京都）の文化で、江戸ッ子の主人公の二人組に馴染みがなかったことから起きた滑稽なエピソードなんですが、現代人の我々も五右衛門風呂になかなか馴染みがないので、もし万が一にも五右衛門風呂に入る事があれば、同じように面白いことがおきてしまうかもしれませんね。

城崎温泉の川べりを浴衣と下駄でそぞろ歩きしたい入浴担当がお送りしました。

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