お風呂のお話
2021年 09月 09日
さて、本日は9月9日。
重陽(ちょうよう)の節句ですね。
9というのは古代の中国では縁起のいい数字として大事にされ、その9が重なるこの日は縁起のいい日と信じられてきました。
不老長寿を願って、菊の花びらを浮かべたお酒を飲んだり、前日から菊の花に綿をかぶせておき、綿に溜まった朝露で顔や身体をぬぐったり、菊を湯船に浮かべた菊湯に入ったりします。
菊にはカンフェンという精油成分が含まれており、皮膚を刺激して血行を促進、老廃物の代謝を促してくれます。
保温効果もあるので、身体を芯から温めてくれ、夏の疲れを癒すのにぴったりです。
菊湯は
①菊(地上に出ている部分)を刈り取り、乾燥させたものを細かく刻んで布袋に入れてティーパック状態にする
②菊の花を摘んで、湯船に浮かべる
二つの方法があります。
リュウノウギクという種類がオススメされていますが、私も正直判別できる気がしませんし、近くに都合よく野生の菊がある訳でもないので、確実なのは売っている食用菊を湯船に浮かべる方法ではないかと考えます。
気が向いた方はお試しくださいませ。
歴史の好きな入浴担当がお送りしました。
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by safety-service
| 2021-09-09 09:09
| 訪問入浴
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