人気ブログランキング | 話題のタグを見る

介護創業40年超えました


by safety-service

今週の居宅

ヒートショック対策について

ヒートショックとは、温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動することによって、失神したり心筋梗塞や脳卒中といった血管の病気などを引き起こす健康被害のことです。

  • 図:入浴中にヒートショックが起きる機序を説明するイラスト。ヒートショックは入浴前から入浴中の急激な室温の変化によって血圧が大きく変動するなど、身体に大きな負荷がかかることで起こり、失神、不整脈などの症状が見られる。




































           ヒートショックの予防法

ヒートショックのイラスト

■浴室で注意すること

●入浴前に脱衣所や浴室を暖める

温度の急激な変化を避けるために、脱衣所や浴室に暖房器具を設置し、入浴前に暖めましょう。また、浴槽にはシャワーで給湯すると蒸気で浴室の温度が上がります。浴槽にお湯がたまっている場合は、入浴前にふたを開けておきます。

●お風呂の温度は41℃以下

41℃以下のあまり熱くないお湯に入りましょう。お湯につかる時間は、10分までを目安にしましょう。

●かけ湯をする

いきなり浴槽に入らず、心臓から遠い手や足からかけ湯をするなど、お湯の温度に身体を慣らしましょう。

●心臓病や高血圧の人には半身浴をおすすめ。ただし、長湯は禁物

肩まで浸かる入浴は、水圧によって心臓に負担がかかります。みぞおちの下までを湯につける半身浴にしましょう。ただし、長い時間つかっていると血圧が上がるので、5分程度に留めましょう。

●浴槽から急に立ち上がらない

お風呂に浸かる女性のイラスト

●一番風呂は避ける

まだ温まっていない一番風呂ではなく、十分に温まった状態で入浴しましょう。ただし、冷え込む深夜ではなく、早めの時間に入浴を済ませましょう。

●食後すぐの入浴は控える

食後は血圧が急激に下がって意識を失う恐れがあるので、食後すぐの入浴は避けましょう。

●入浴前後に水分補給

入浴前後に水を飲むと血液がサラサラになり、血圧や血流の変動による脳疾患などを起こしにくくなります。

ヒートショックに注意して安心安全に入浴ができるよう心掛けたいですね101.png

ケアマネージャー一同
(株)セイフテイサービス
〠672-8013
姫路市白浜町宇佐崎北1丁目13番地
☎079-246-3009 📠079-246-3950

by safety-service | 2022-12-09 08:44 | Comments(0)